CONCEPT 新潟県糸魚川市、日本海を望むゲストハウス+アトリエ住居。 海からの風が強いため、海側は平屋建てとしてボリュームを抑え、 2層分の大きな開口部は斜面とは逆の方向を向く。 外部に対しては,厳しい環境の中でボリュームを抑えつつ、景観の中で存在感を示し、 内部は、生活空間のプライバシーを保ちつつ、広々とした豊かな内部空間を確保、 豊かな外部空間とのつながりをつくりだせるような空間・形態を試みています。
海を一望できる最高のロケーション。しかし、風が強いため、建築のボリュームを抑え、屋根形状も風圧をまともに受けない形状とする必要がありました。 M氏のセルフビルドによる作業小屋の屋根は、積雪で曲がった竹を利用し、 風に対して円弧形状を採用。 屋根工事は私も手伝いましたが、寒い中では手足も凍えるので、 足場を構え、命綱を付けての作業となリました。
検討模型 b: あるいは、既存の作業小屋の屋根形状をモチーフとするか。